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古流の始祖は、一志軒今井宗普という人で、18世紀中ごろ・江戸時代中期の創流になります。

その後、二代 松応斎安藤涼宇、三代 松盛斎関本理遊、四代 松盛斎関本理恩と続きます。

三代 松盛斎関本理遊は古流の基礎を固めた人で、現在、古流の華号に「理」の一字を用いる

のは、関本理遊の一字を頂いていることになります。

理恩以降、古流は次第に発展を遂げ、多くの派が分立しましたが、いずれも松盛斎の流れをくむ

ものです。

古流松濤会系譜では五代 松盛斎近藤理清、六代 松濤斎江川理鶴と数え、この江川理鶴に

ついて華道を学んだのが、七代 松源斎榎本理福になります。

七代理福は、「古流松濤会」生華・現代花という名称に統一をし、現在の古流松濤会の歩みへと

つながっております。




「天地人」の意味を持つ、3本の役枝を基本とした、古流伝統の花型になります。

役枝の角度と、線的な美しさが特色の生け花です。


                              



古流松濤会の花型を基本とし、季節の花材を用いて、主観性を表現する生け花です。

現在の生活様式に合わせたり、創作作品にしてみたりと、個人の表現により、色々なお花の美し

さを感じていただけます。




 
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